【ピックアップ】

そのむかし、
長いこと『酒を飲む生活』を
していたわたしは、

日々のなかで、
『うまくいかないこと』が
どんどん増えていき、

ツラくて
苦しいのが
『ふつう』になっていた。

だから、
世の中の『不幸』を
全部背負ったような
気持ちになっていたし、

こうなるのは、
『周りが悪い』のだと
思っていた。

とにかく、
いろんなことが
イヤだった。

いつもいつも、
きつくてツライ。

しんどい。

わたしはどうして
こんなことに
なってしまったのだろうかと。

毎日の生活が
真っ暗で、
『行き止まり』だと思った。

もうまったく
『先』が見えない。

『どうしようもならない』
そう感じていた。


ちょっとしたことで、
いつもイライラした。

ムカムカした。

だから
『悪口』とか
『グチ』を言わずには
いられなかった。

そして、酒を飲んでは
夜な夜な、
泣くようになった。


ダンナは、
酔って泣くわたしを見て、

とても困り果てていた。

『飲む』と
機嫌がよくなるので、

じゃあ飲めばいいと言った。

わたしは
『ダンナの許可が出た!』
『飲めるゾ!』と思って、

どんどん飲んだ。

そしたら、
その晩も、
泣いて荒れるようになった。

でもあるとき、
『もうダメだ』と思った。

ダンナが友人に
『奥さんが毎日酒を飲む』と
相談していたのだ。

ソレを、
町でバッタリ会った
友人に聞かされた。

わたしは
情けなかった。

ダンナには、
『わたしの酒のことを
ヒトには言わないで』

と必死になって
お願いしたのだけれど、

今思うと、
もうダンナひとりでは、
胸の内にしまいきれないほど、

『大きな苦しみ』に
なっていたのだと思う。

だって
そうだよね

仕事から帰ると、
自分の奥さんが、

いつも酒を飲んで
酔っぱらっているのだから。

こんなことは、
『フツウじゃない』

今だからわかる。

アレは
フツウでは
なかったのだ。


わたしはあのころ、
『そんな自分』を
消してしまいたくて
たまらなかった。

酒を飲む自分のことが、
はずかしくて
はずかしくて

たまらなかった。


なのに
止まらなかった。

はずかしくて、
誰にも言えないのに、

その日もまた
酒を飲んだのだ。



とにかく
『酒をやめたい』のに、

なぜか
『飲んでしまう』という

ワケのわからないことを、
なんども
なんども
ひとりで繰り返し、

それは、
1年以上続いただろうか。

ダンナにも言えなかった。

ただただ
恐ろしくて、

『こんなこと』になってる
『自分』が怖くて、

やめなくちゃ
やめなくちゃと。


誰にも言わず、
ひたすら『ひとり』で。


そして
今のわたしがいる。

あれから
8年がたった。


わたしの断酒が
続きはじめ、
何年かたって、

落ち着いた日々を
過ごしていたとき、

ある1冊の『本』と出会った。


『どうやって飲まないでいるか』


そこには
『どうやって 飲まないでいるか』
と書いてあった。

いい『題名』だなと
思った。

そして手に取り、
読んでみた。

ショックだった。

『もっと早く
知っていればよかった』
と思ったのだ。


じつはわたしの断酒は
『自己流』で

長い間、
失敗を重ねながら、
たったひとり

ただひたすら手探りで
『うまくいく方法』を
探し続けていたのだった。


そんなわたしは、
この本を読んだ瞬間

あーっ!!

ココに
『全部書いてある』じゃないかと。

ガーン!

もっと早く
読めばよかったーと。

何年間も
ひとりぼっちで

なにも知識を持たないまま、
『飲酒要求』と
戦っていたわたし。

ただただ
『ガマン』
『ニンタイ』

うがーっ
もう
寝てしまえー

あー
眠れないーっ
とかモゴモゴ言って、

布団の中で
ゴロゴロと
のたうち回りながら

断酒初期を
乗り越えようと

必死だったわたし。

あー
あのときに、
この本の『知識』があったならば。

『知恵』があったならば。


アメとか
チョコレートとか
甘いものを準備して、

栄養のある、おいしい、
好きな食べ物を
ほくほく食べて

この本を片手に、
『なるほどー』とか言いながら

取り組んでいたならば。

わたしの断酒は
あんなにも苦しまずに、

もっとスムーズに
できたかもしれない。


この本は、
とてもいい本です。


どうやって飲まないでいるか


『AA』という
アルコールをやめるための支援を
している団体が

長い年数をかけて作った
本だそうです。

多くの人の
『知恵』と『歴史』は、

現代に生きる
わたしたちを
助けてくれるんだなぁと

しみじみしました。


参考までに、
目次を書いておきますね。

あなたの『知りたいこと』が
この本に書いてるようだと
思いませんか?
 

飲まないで生きるヒント

1. この本を利用するにあたって
2. 最初の一杯を遠ざけること
3. 24時間の方法を利用すること
4. アルコホリズムとは、治癒せず、進行性で、致命的な病気であることを忘れないこと
5. 「おのれはおのれ、ひとはひと」
6. 積極的に行動する
7. 平安の祈りを使う
8. 昔の型にはまった習慣を変える
9. 甘いものを飲んだり食べてみること
10.「電話療法」を利用する
11. スポンサーを利用する
12. 十分に休息をとる
13.「第一のことは第一に」
14. 孤独を取り払う
15. 怒りと恨みにご用心
16 .自分を大切にすること
17. 有頂天にはご用心
18.「気楽にゆっくりやろう」
19. 感謝すること
20. 最後に酔っ払ったことを忘れない
21. 危険な薬物や投薬は避ける
22. 自己れんびんを取り除くこと
23. 専門的な援助を求める
24. 感情的なこじれを避ける
25.「もしも」の罠から抜け出す
26. 酒が出る場所には慎重に
27. 古い考えを手放す
28. AAのメッセージを読む
29. AAミーティングに行くこと
30. 12のステップをやってみる
31. 自分自身のやり方を見つける



やめたばかりの人から
良く聞かれる質問と回答
(抜粋)

・宴会やお酒の出る集まりではどのように振る舞い、どうしゃべったらよいのか

・家に酒をおいてもよいのか

・孤独になったときどうしたらよいのか

・昔の仲間や昔の習慣には見切りをつけるべきか


『どうやって飲まないでいるか』より引用
 


あなたの断酒が継続し、

健康で快適な
すばらしい時間が
おとずれますように。

わたしも
ココからあなたを
応援しています。

それではまた!


追記:2017.7.29

Dansyuひろばのみんなも
続々と読み始めました。





書籍
『どうやって飲まないでいるか』
⇒コチラからどうぞ

 
2017-07-13 16:07:20

わかる!

初めてコメントします、はじめまして。
この本、私も持ってまして、確かに良い本だなぁと繰り返し読んでいます。
たくさんのアルコール依存症の方に読んでいただけると良いですよね。

2017-07-14 19:17:08



ハナクーさん
こちらこそ、はじめまして!
そして、Dansyuひろばへご登録いただき、ありがとうございます。

また、貴重なコメントもいただき、
ありがとうございます。

わたしも、ハナクーさんのおっしゃるとおり、
たくさんのかたに、
読んでいただけるといいなぁと思っていました。

このコラムを読んでくださるかたに、
『この気持ちが伝わるといいな』
『伝わるといいな』と思いながら、
文章を書きました。

この本は、英語版を翻訳したものだそうですね。

読んでいて、『英語っぽい日本語』なのが、
『ん?』となり、
最初はとまどいましたが、

それを『いったいこのヒトは、
何をわたしに伝えようとしているんだろうか?』と、
こちらから理解しようと、
なんども、なんども繰り返して読むと、

ああ、なるほどー
そういうことを言いたいのかー
とフに落ちました。

これも訓練なのかな?
『他者を理解しようとする』
『耳をかたむける』練習になっているのかな、
と思った次第です。

このたびは、コメントいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします(^^)

2017-07-19 12:07:37

いいね!

Amazonで注文しました!
早く読みたいなぁ。
断酒会の仲間にも紹介します!

2017-07-20 01:59:34

昨日届きました。
断酒会だったので持参していきました。
が!私の住んでいる市では近々、祭りがありもっぱらその話だったんですよ。花火の場所とり、屋台、それにまつわる酒の話。
残念ながら本にふれる機会はありませんでした。(T_T)

今、読んでいる最中です。

読み終えたら感想書きますね。

2017-07-22 13:32:28



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